●夏休みどうする?

●夏休みの〈安心安全旅行〉

●旅行会社のできること、すべきこと


【コロナ禍ですが…】

 東京オリンピックがはじまり、日本チームの様々な競技でのメダルラッシュで賑わっております。
その一方で非常事態宣言が東京で発令され、神奈川県・埼玉県・千葉県の首都圏と大阪も含めた関西圏でも感染者が多くなり暗い影が忍び寄る。ワクチン接種もいまひとつ進まない昨今、日本では学校が夏休み期間に突入しました。

 

【せっかくの夏休みですが…】
 大手旅行会社の統計によると、この夏旅行に行かない、または見合わせるという人が全体の8割に上るということです。
当社も含め、旅行会社・観光業界は引き続きガマンの夏となります。

でも今年は少し去年とお客さんの反応が違う感じもします。

【旅行の安心安全とは?】

 とあるお客様の声です。(許可をいただいています)


 『…コロナ禍であることはわかっていながらも、●●方面に3泊4日の家族旅行をしました。たしかに(有名観光施設の名前)や(都市名)の特定箇所などは賑わっていて少し怖い気もしました。だから私たちはそういうところへはなるべく近づかないように旅先で計画しなおし、移動には飛行機以外はレンタカーを使い、おもに屋外での観光を満喫しました。ホテルや温泉旅館などは、食事やお風呂の人数制限で密にならないよう気を使ってくれていて、お部屋の換気などしっかりしていてくれているようでした。他のお客さんとはさほど密を感じることは無く、宿泊施設ではこちらも注意していたこともあり、窮屈さも不便も感じることも無くコロナ禍の怖さもさほど感じませんでした…。〈中略〉こういう時期なので正直中止も考え悩みましたが、今しか行けないと思いなおし決行して良かったと思います。いい思い出になりました。(原文を一部変更)』


O様、楽しい旅行になって良かったですね!

旅行相談の際から、ホテルの安全対策や旅先の過ごし方など質問をいただいていて、宿泊施設を提案する際はその点も念頭に提案しました。家族みんなに喜んでいただいてよかったです!

さて、ここでは…

①お客様がコロナ禍の旅行であることを理解し、自らリスクを減らす工夫をしている

②移動手段や観光施設をみずから考え、楽しめる旅行を作っていること
③宿泊施設での感染症対策は大多数が相当しっかりやってくれている

 

2年目のコロナ禍ですが、我々もコロナとの付き合い方が少しわかってきたことも大きいのかもしれませんね。①②はお客様にリスクをしっかり説明して、リスクを減らす工夫を行うこと。またはそういった提案をプロとして旅行会社がしっかり行うこと。③は相当の宿泊施設では感染症対策をしっかりとおこなっているということです。満室でも定員の7割ほどに宿泊客を抑えていて施設内での3密を抑制しているということもよく聞きます。事実ホテルでクラスターが発生したということは聞いたことがありませんよね。

 

【安近短+安】

ここ最近では〈マイクロツーリズム〉という言葉がだいぶ浸透してきたと思います。

おもには、1~2時間圏内の地元や近隣への宿泊観光や日帰り旅行のことを指します。

神奈川県内では箱根や湯河原、横浜みなとみらい、三浦半島・湘南エリアなどが人気でしょうか。
お手軽で、移動も楽で、パッと行って帰って来られる『安近短』の旅ですね。

 

それともう1つは安心安全の『安』です。

当然リスクをご理解いただいた上での、感染リスクを減らす工夫はマストです。

当然ですが、夜に外に飲みに行ってはしご酒、というのはお勧めできません。

 

『安近短+安』で非日常を愉しむ
旅行は距離に限らず、非日常を愉しむことが目的ですからね。

 

【旅行会社の存在意義】

いまからでも〈夏休みの彩り〉に旅行を加えてみてはいかがでしょうか?

〈安心安全の旅、安近短+安の旅〉

ご相談にのります。


●お客様にリスクをしっかり説明して、リスクを減らす工夫を行うこと。
●またはそういった提案をプロとして旅行会社がしっかり行うこと。

この2点はしっかり胸に刻み、当社は事業を継続して参ります。


われわれ旅行会社も資質とプライドが問われる時期が来たのかもしれません。